不確実性を考慮した都心部商業地区の回遊行動のモデル化

  • 湯沢 昭
    社団法人 土木学会 長岡工業高等専門学校 土木工学科
  • 須田 熈
    社団法人 土木学会 東北大学工学部土木工学科
  • 西川 向一
    社団法人 土木学会 東京ガス (株) 基礎技術研究所

書誌事項

タイトル別名
  • DEVELOPMENT OF THE COMERCIAL DISTRICT EVALUATION TECHNIQUE BASED ON EXCURSION BEHAVIOR IN A CITY CENTER
  • フカクジツセイ オ コウリョシタ トシンブ ショウギョウ チク ノ カイユウ

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抄録

本研究は, 消費者の都心部商業地区における買物・娯楽行動に焦点をあて, 商業地区の選択問題と回遊行動に関する分析を中心に行うものであり, 大きく2つの内容から構成されている. 1つは, 認識の不確実性を考慮した意思決定モデルの作成であり, 2つ目は非定常確率モデルによる回遊行動の分析である. これは商業地区の整備が, 当地区への直接の来街頻度の増加と回遊による増分を同時に評価する上で不可欠なものである. 本研究で提案した商業地区評価手法を, 観測データを用いて検証したところ, その有効性が確認された.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 1993 (458), 73-80, 1993-01-20

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (7)*注記

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