部分的な除荷・再載荷を含む履歴を表す修正 Menegotto-Pinto モデルの提案

  • 堺 淳一
    社団法人 土木学会 Pacific Earthquake Engineering Research Center, University of California at Berkeley
  • 川島 一彦
    社団法人 土木学会 東京工業大学大学院 理工学研究科土木工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • MODIFICATION OF THE GIUFFRE, MENEGOTTO AND PINTO MODEL FOR UNLOADING AND RELOADING PATHS WITH SMALL STRAIN VARIATIONS

抄録

RC橋脚の非線形復元力特性を表すためには, コンクリートおよび鉄筋の構成則を適切に与えることが重要である. こうした解析では, 軸方向鉄筋の構成則に1970年代に Giuffre, Menegotto, Pinto によって提案されたモデルがよく用いられるが, 小さな振幅で除荷・再載荷を受けると, 剛性が急に大きくなり, 応力を過大評価する場合があることが指摘されている. そこで, 本研究ではこの問題点に着目し, この原因を明らかにするとともに, これを修正したモデルを提案する.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 2003 (738), 159-169, 2003-07-21

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (14)*注記

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参考文献 (7)*注記

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