熊本白川河口干潟における土砂収支の検討

  • 栗山 善昭
    (独法) 港湾空港技術研究所海洋・水工部漂砂研究室 熊本大学沿岸域環境科学教育研究センター
  • 滝川 清
    熊本大学沿岸域環境科学教育研究センター
  • 榎園 光廣
    国土交通省九州地方整備局熊本港湾・空港整備事務所
  • 野村 茂
    国土交通省九州地方整備局熊本港湾・空港整備事務所第一工務課
  • 橋本 孝治
    (株) アルファ水工コンサルタンツ (独法) 港湾空港技術研究所漂砂研究室
  • 柴田 貴徳
    熊本大学沿岸域環境科学教育研究センター 福山コンサルタント (株) 事業部次長兼調査部

Abstract

熊本白川河口干潟を対象として, 干潟およびその周辺で取得された広域かつ長期の深浅データと波浪データ, 流量データとを基に, 干潟の土砂収支を検討した。その結果, 大規模な出水があった場合には, 約65万m3/yrの河川からの流出土砂量に対して, 干潟およびその周辺から約35万m3/yrの土砂が流出し, 残りの約30万m3/yrが干潟およびその周辺に堆積するのに対して, 大規模な出水がない場合には河川からの流出土砂量が約10万m3/yrとなるため, 約25万m3/yrの侵食となることが明らかとなった。

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1390001204551897216
  • NII Article ID
    80016290829
    130003991433
  • DOI
    10.2208/proce1989.50.556
  • ISSN
    18848222
    09167897
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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