有明海西部海域における高濁度層の形成と酸素消費過程

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貧酸素水塊の形成が深刻化している有明海西部海域において, 高濁度層の形成と貧酸素水塊の形成に関する知を得るため, 25時間連続定点観測を行った. 上げ潮最強時および下げ潮最強時の時間帯において海底上約5mまで高濁度層形成され, 形成された高濁度層は干潮時では全水深にわたって一様化する傾向があることがわかった. また, 底泥およ再懸濁した浮遊粒子 (以下SS) の酸素消費速度を実験的に調べた結果, SSの酸素消費速度は底泥のものと比較して5ー13倍値を取り, SSが海域の貧酸素化に大きく寄与することが明らかとなった.

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1390001204551411456
  • NII Article ID
    130003991525
    10012946666
  • NII Book ID
    AN00359809
  • DOI
    10.2208/proce1989.50.966
  • ISSN
    18848222
    09167897
    http://id.crossref.org/issn/09167897
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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