南海地震津波に対する避難トリガーに特化した地域防災力向上に資する研究
Abstract
本研究では, 「地域との密着」をキーワードに各種調査を実施し, 地域防災力を検証した.「過去」を知るため, 昭和南海地震における地域の被災状況について明らかにした.「現在」の防災意識を知るため, 2004年9月に発生した紀伊半島南東沖地震における住民の避難行動・防災意識を明らかにした. そして, 「未来」の南海地震に備えるために, 調査で得られた地域の防災知識をフィードバックするとともに, 地域防災力の現状を検証した. 加えて, これら調査で得られた結果を浸水予測・地形状況などとともに地理情報システムを用いて一元的に可視化した. それにより, 現状の地域防災力の問題点を明らかにし, その改善のための方策を提言した.
Journal
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- PROCEEDINGS OF COASTAL ENGINEERING, JSCE
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PROCEEDINGS OF COASTAL ENGINEERING, JSCE 52 1261-1265, 2005
Japan Society of Civil Engineers
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204550147712
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- NII Article ID
- 130003991593
- 120005685401
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- ISSN
- 18848222
- 09167897
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- HANDLE
- 10112/4009
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- IRDB
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- Abstract License Flag
- Disallowed