インド洋大津波のスリランカ南西部における津波実態・被害調査報告

Abstract

2004年12月26日スマトラ島西方を震源地としてM9.0の地震が生じ, インド洋沿岸の広範囲で津波災害が生じた. スリランカは, 震源から1600kmも離れ, 遠地津波としての特徴を有している. 地震発生から2時間を経て津波が到達したものの3万人を超す命が失われ, 列車事故や道路・港湾など交通・インフラにも多大な被害を出した. 現地調査および実験を通して, 被害の実態を明らかにすることが目的である. スリランカ南西部での被害実態について, 現地調査ならびに実験を行い, 列車事故被害, 港湾被害等, 人的被害について詳細に検討し, それぞれの特徴を明らかにした.

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