Abstract
同一規模の地震でも断層面上の大きなすべり領域 (アスペリティ) の分布が異なると沿岸方向の津波最大波高分布は変化する. 多くの沿岸部自治体は過去の記録に基づく津波想定を実施している. 将来発生する津波像を予測する上で, 歴史津波の記録は極めて重要な情報であるが, 次も同様な来襲津波特性になるとは限らない. まず各自治体にとって重要になるのは, アスペリティ分布によって来襲津波特性がどの程度変動するかである. そこで本研究は, 南海地震を対象に様々なアスペリティ分布を想定して津波数値計算を実施することで, 最大波高, その到達時間, 第一波到達時間の変動幅をプレート境界面形状との関連で明らかにした.
Journal
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- PROCEEDINGS OF COASTAL ENGINEERING, JSCE
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PROCEEDINGS OF COASTAL ENGINEERING, JSCE 52 286-290, 2005
Japan Society of Civil Engineers
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679527821312
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- NII Article ID
- 130003991666
- 120005685471
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- ISSN
- 18848222
- 09167897
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- HANDLE
- 10112/4088
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- IRDB
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- Abstract License Flag
- Disallowed