粒径を考慮した平面2次元地形変化モデルによる河口テラス地形変化に関する研究
抄録
富士川は, 河口前面の水深約20m以深が海底勾配1/3という急勾配の海底谷となっており, 大規模な出水があった場合, 河口部から流出した土砂は河口テラスに留まることなく海底谷へと流失してしまう. そこで, そのような土砂流出への対応策を検討する上において必要となる, 河口から流出する土砂の移動・堆積状況について平面的な地形および粒度組成を考慮可能なシミュレーションモデルの開発を行った. 平成16年10月の台風22号および23号来襲に伴う出水時に実施した現地調査結果を基に, 浮遊砂を考慮した混合砂礫平面2次元地形変化モデルを構築し, これにより出水時の河口前面部における地形変化を再現し, モデルの妥当性を確認するとともに問題点・課題なども明らかにした.
収録刊行物
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- 海岸工学論文集
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海岸工学論文集 52 566-570, 2005
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679527738240
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- NII論文ID
- 130003991728
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- ISSN
- 18848222
- 09167897
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可