ケーソン式防波堤に対する消波ブロック衝突時の衝突力評価

  • 滑川 伸孝
    (株) 日本港湾コンサルタント技術本部技術開発部
  • 志賀 正夫
    国土交通省東北地方整備局仙台港湾空港技術調査事務所
  • 長尾 憲彦
    国土交通省東北地方整備局仙台港湾空港技術調査事務所技術開発課
  • 菊池 傑
    国土交通省東北地方整備局仙台港湾空港技術調査事務所技術開発課
  • 山口 貴之
    防衛大学校建設環境工学科大学院
  • 大野 友則
    防衛大学校建設環境工学科
  • 市村 正春
    (財) 沿岸技術研究センター
  • 宮脇 周作
    (株) 日本港湾コンサルタント技術本部技術開発部

抄録

消波ブロックの衝突によってケーソン式防波堤に生じる損傷の防護対策を確立するには, ケーソンのコンクリート強度, 壁厚, 衝突面積等の要因や隔壁・底版位置の構造条件, 衝突位置が衝突力に及ぼす影響を評価する必要がある. 本研究では, まず衝突時に消波ブロックの運動エネルギーがひずみエネルギーに変換されることに着目して理論的に衝突力算定式を導いた.次に, 模型試験体を用いた水平衝突実験を実施し, 各種の実験パラメータが衝突力に及ぼす影響を調べた. 実験結果からエネルギー損失による衝突力の低減係数を求めることにより, 衝突力算定式は実験値を良好に評価できた.

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被引用文献 (1)*注記

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  • CRID
    1390001204550750336
  • NII論文ID
    130003991781
  • DOI
    10.2208/proce1989.52.806
  • ISSN
    18848222
    09167897
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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