斜面上を運動する粒子群に誘起される流体運動に関する実験的研究

• 重松 孝昌

  大阪市立大学工学研究科都市系専攻

• 河野 哲也

  (独) 土木研究所構造物研究グループ

抄録

土砂粒子群が水中を運動する際に誘起される水面波の諸特性およびその生成過程を解明するために, 水理模型実験を行った. 水深, 斜面角度, 粒子量, 粒子の初期位置をパラメトリックに変えて実験を行い, 発生波の波高および周期の推定式を誘導した. また, 流跡線連結法なる新たな画像計測アルゴリズムを開発して高濃度固液混相流場における流体運動の計測手法を提案し, その有用性を示すとともに, 水面波の生成過程における流体と粒子群の運動の詳細について検討した.

収録刊行物

• 海岸工学論文集

  海岸工学論文集 53 136-140, 2006

  公益社団法人 土木学会

キーワード

• General Chemical Engineering

詳細情報

• CRID: 1390282679528624768
• NII論文ID: 130003991904
• NII論文ID: 80018855598
• DOI: 10.2208/proce1989.53.136
• ISSN: 18848222
• ISSN: 09167897
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可