高潮計算精度に及ぼす入力台風気象場の再現性の影響
Abstract
本研究では, 台風0416号によって瀬戸内海に発生した広域高潮の再現実験を行い, 高潮計算精度に及ぼす入力気象場の再現性の影響について検討した. パラメトリックな2次元台風モデルを入力値として海洋モデルを駆動させる従来型の手法と比較して, 近年急速に発展しているメソ気象モデルを入力値とする手法は, 極めて高い精度で潮位変動を予測できることが明らかとなった. 日本に接近・上陸する台風の多くは, 中心から遠く離れた場所であっても発達したアウターレインバンド (外縁部降雨帯) を伴うことがあり, 中心付近の壁雲に匹敵するほどの強風ピークを形成することがある. このような複雑な台風気象場を再現できるメソ気象モデルの適用は, 高精度な高潮予測を行う上で不可欠となる.
Journal
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- PROCEEDINGS OF COASTAL ENGINEERING, JSCE
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PROCEEDINGS OF COASTAL ENGINEERING, JSCE 53 1276-1280, 2006
Japan Society of Civil Engineers
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679528675968
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- NII Article ID
- 10019736238
- 130003992109
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- ISSN
- 18848222
- 09167897
- http://id.crossref.org/issn/09167897
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- Abstract License Flag
- Disallowed