地形分類とボーリングデータの統合処理による地盤増幅度評価と2004 年新潟県中越地震における地震動分布の推定

• 末冨 岩雄

  日本技術開発株式会社 独立行政法人防災科学技術研究所川崎ラボラトリー

• 石田 栄介

  日本技術開発株式会社

• 福島 康宏

  日本技術開発株式会社

• 磯山 龍二

  日本技術開発株式会社

• 澤田 純男

  京都大学防災研究所

書誌事項

タイトル別名

• Mixing Method of Geomorphologic Classification and Borehole Data for Estimation of Average Shear-Wave Velocity and Distribution of Peak Ground Motion during the 2004 Niigata-Chuetsu Earthquake

抄録

ハザードマップ作成や即時被害推定を行う際に、精度の良い地震動分布を得るためには、表層地盤の増幅特性評価が大変重要である。その評価方法は、地形分類を用いる方法と、ボーリングデータを用いる方法に大別され、それぞれ一長一短があるが、これまで二者択一の問題として捉えられてきた。本研究では、両者を統合して地盤パラメータを評価する方法を提案し、中越地方でのボーリングデータ及び強震記録を収集し、2004年新潟県中越地震における地震動分布の推定によりその有効性を検証した。

収録刊行物

• 日本地震工学会論文集

  日本地震工学会論文集 7 (3), 1-12, 2007

  公益社団法人 日本地震工学会

キーワード

• 平均S 波速度
• 地震動分布
• 地形分類
• 2004 年新潟県中越地震

詳細情報

• CRID: 1390001205357978240
• NII論文ID: 130004000192
• DOI: 10.5610/jaee.7.3_1
• ISSN: 18846246
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jaee2001/7/3/7_3_1/_pdf
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可