「斜め堰」の歴史的・河川工学的研究
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- 遠藤 光一
- 福島県相双建設事務所
書誌事項
- タイトル別名
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- A Historical and River Hydrological Study on “Slanting Weir”
- Case study in “IwakiOgawsEsuji Weir”
- 磐城小川江筋取水堰をケーススタティとして
抄録
二級河川夏井川の中流部に位置する磐域小川江筋取水堰 (福島県いわき市) は1654 (慶安4) 年に築造され、河川の曲線部で平面的には斜形、縦断的に多段式、構造的に木工沈床という国内に現存する数少ない大規摸な「斜め堰」であり、歴史的にも最も古いものである。これをケーススタディーとして、史料や「斜め堰」の類似例 (第十堰吉野川 (1752) 年、山田堰筑後川 (1790) 年) から河川工学的に比較評価し、流れを見極め、流れに逆らわない河川構造物の設計視点を提言したい。
収録刊行物
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- 土木史研究
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土木史研究 17 221-226, 1997
公益社団法人 土木学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204329382144
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- NII論文ID
- 130004038381
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- ISSN
- 18848141
- 09167293
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可