旧国鉄士幌線の鉄道土木遺産とその保存活動について

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書誌事項

タイトル別名
  • A Report of Civil Engineering Heritage and Presavation Activity in Old Shihoro Line

抄録

1987 (昭和62) 年に廃線となった旧国鉄士幌線の上士幌~十勝三股間には, 昭和10年代~30年代にかけて建設された大型のコンクリートアーチ橋梁など, 昭和戦前期北海道のローカル鉄道線建設工事の特徴的な土木構造物が数多く残存している. 本報告ではそれらの構造物の評価点とともに, 国鉄清算事業団の解散による撤去問題に対し, 地元で取り組まれ活動の経緯と特徴を報告し, さらに, 土木遺産を後世に伝えるために必要な保全や活用を支援する専門組織としての, 非営利団体 (NPO) の必要性について提案するものである.

収録刊行物

  • 土木史研究

    土木史研究 19 345-352, 1999

    公益社団法人 土木学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001204329080576
  • NII論文ID
    130004038527
  • DOI
    10.2208/journalhs1990.19.345
  • ISSN
    18848141
    09167293
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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