ダイビングと耳鼻咽喉科疾患
書誌事項
- タイトル別名
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- Prevention of scuba diving accidents
- The role of the otologist
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抄録
スキューバ・ダイビングの普及とともに, ダイビングによって生じた疾患で外来を訪れる症例が増えてきた. その代表的なものは鼓膜損傷と滲出性中耳炎であり, 直接的な原因として耳管の機能障害があげられる. ダイビングでは潜降中にバルサルバを絶えず行い (耳抜き), 中耳腔の気圧を水圧と同調させる必要があるが, この操作が耳管の機能障害により拙劣であると耳痛を生ずる. 加えて, 潜降中の耳抜きが十分にできていない場合には, 浮上に際して耳痛やめまいが誘発され (リバース・ブロック), 重大な事故に結びつく可能性がある. 著者らが行つた73人のダイバーの集団検診では, 実にダイバーの3人に1人が常に耳抜きが困難であるという検診結果が得られた. さらに, 耳抜きが困難である群では, 耳抜きに問題のない群に比べてアレルギー性鼻炎の有病率が高い傾向がみられた.
収録刊行物
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- 耳鼻と臨床
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耳鼻と臨床 35 (5), 847-852, 1989
JIBI TO RINSHO KAI
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680475009792
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- NII論文ID
- 130004133116
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- ISSN
- 04477227
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可