同一児童生徒群の成長に伴うスクラッチテスト陽性率の変化 (1990・1993年度白老町の比較)

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  • Changes in the positive rate of a scratch test with aging obserbed in the same students (A comparison of the data obtained in Shiraoi-cho, Hokkaido, from 1990 to 1993)

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抄録

1990.1993年度の学校健診を受け, スクラッチテストをその2回とも受けた北海道白老町の同一児童生徒群を対象とし, 年令上昇に伴う陽性率の変化について検討した. 90年度小1だった児童生徒は93年度小4に, 小4だつた児童生徒は中1に成長していたが, スクラッチテスト陽性率はいずれも93年度が90年度に較べ有意に増加した. この児童生徒群の年令上昇によるスクラッチテスト陽性率増加は, 前報告同様アレルゲンとの接触時間の長さに関係しているものと推察された.

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