書誌事項
- タイトル別名
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- Histopathologic Study of the Squamous Cell Carcinoma of the Oral Mucosa
- コウコウ ネンマク ヘンペイ ジョウヒ ガン ノ ビョウリ ソシキガクテキ ケ
- 1. Relationship between Leukoplakia and Invasive Carcinoma
- I.白板症と癌との関係について
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抄録
前癌性病変としての白板症の意義を究明すべく, 浸潤癌に何らかの関係を認めた白板症の14症例を病理組織学的に検討した。白板症は浸潤癌との時間的関係から, 先行例 (6例) , 併存例 (4例) , 続発例 (2例) , の3型に分けた。先行例では白板症が明らかに前癌性変化となっており, 白板症と組織診断されてから浸潤癌を確認するまでの期間は, 平均3年2カ月である。白板症から浸潤癌への転化は, 白板症の異型性が徐々に増加する過程を経るものが多いが, 異型性の少ないものから突然生ずることもある。白板症が多発性, 広汎性の時は, 浸潤癌への転化も時に多発性におこる。
収録刊行物
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- 口腔病学会雑誌
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口腔病学会雑誌 42 (4), 364-372, 1975
口腔病学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681319827200
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- NII論文ID
- 130004281970
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- NII書誌ID
- AN00302674
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- ISSN
- 18845185
- 03009149
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- NDL書誌ID
- 1687284
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- PubMed
- 1063234
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可