農地造成域における集中豪雨時の出水観測例とその考察

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  • ノウチ ゾウセイイキ ニ オケル シュウチュウ ゴウウジ ノ シュッスイ カン

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抄録

昭和58年7月豪雨時に牧草地を主体とする益田開拓農地造成域で得られた水文観測記録に基づき, 降雨および流出特性について検討した。その結果, 音長川流域ではt=50分以上では100年確率雨量の1.1~1.5倍の降雨が約11時間の長時間にわたって継続したこと, および音長川防災ダム地点の洪水ピーク比流量は当地方で起こり得る最大級の値を記録したことが明らかになった。洪水到達時間, 流出量ハイドログラフの再現性も若干検討した。

収録刊行物

  • 農業土木学会誌

    農業土木学会誌 54 (4), 329-336,a1, 1986

    社団法人 農業農村工学会

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