鳥取県弓ヶ浜半島の地盤被害と微動特性について
抄録
2000年10月6日の鳥取県西部地震によって, 弓ヶ浜半島の南東部の夜見町付近では, 一部で液状化による地盤被害が見られた. この付近の集落では一部住宅にも被害があったが, この住宅の隣近所では全く被害がみられず, これらの原因を探るために, この付近一帯において南北方向に3成分の微動観測およびアレイ観測を実施し, 被害を受けた住宅についても微動観測を行った. その結果は次のとおりである.1) H/Vのピーク周期は, 0.4-1.3秒で北に行くほど周期が長くなる傾向が見られた.2) 地盤の堆積層の層厚は約90mであった.3) 住宅の固有周期は約0.3秒であった. 今回の観測による解析結果からは, 微動による地盤特性と被害との明白な関係は見られなかった.よって, 今後より詳細な検討が必要である.
収録刊行物
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- 地震工学研究発表会講演論文集
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地震工学研究発表会講演論文集 26 329-332, 2001
公益社団法人 土木学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205384294400
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- NII論文ID
- 130004294493
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- ISSN
- 18848435
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可