岩手県におけるイネいもち病発生の地域区分

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Regional Classification of Rice Blast Disease Occurrence in Iwate Prefecture by Multivariate Analysis

抄録

岩手県内の23地区を分類単位, 1974年~1993年の葉および穂いもち発生圃場率を変数として, クラスター分析および主成分分析により, 県内のいもち病発生の地域区分を行った。その結果, 地理的に隣接した地区で構成される7つのグループに分類された。グループA (岩手郡北部) は極少発生, グループC (県北部) は少発生, グループB (県中部平坦部) は中発生, グループD (奥羽山間部) およびグループG (県南部) は多発生, グループE (遠野地方) およびグループF (中部沿岸部) は葉いもちに比べ穂いもちが多発するなど, 各グループは, いもち病の発生に異なる特徴があった。また, 各グループの発生特徴は各地域の気候特性と関連していた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282681322215552
  • NII論文ID
    130004332897
  • DOI
    10.11455/kitanihon1966.1995.8
  • ISSN
    21854114
    21854149
    0368623X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ