塩水潅がいがアルファルファの生育,飼料成分組成並に養分収量に及ぼす影響

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タイトル別名
  • Effects of saline water irrigation on the chemical composition and nutrient yield in alfalfa.

抄録

高温乾燥地で多く見られる塩水灌漑によるアルファルファの栽培が, 生育, 化学成分組成並びに養分生産に及ぼす影響について研究した.<BR>その結果, 1, 200ppm以下の塩水の灌漑は生育をやや促進させたが, 2, 700ppm以上ではそれが高まるにしたがって低下した.しかし飼料成分組成に対する影響は, 比較的少なく, また, 無機成分ではNaは塩濃度が高まるにしたがって上昇したが, PとMnは逆に低下し, Kは変化が少なく, CaとMgは品種によって傾向を異にした.推定TDN収量は乾物収量と同様な傾向を示し, その量は含有率よりも乾物収量に大きく影響された.

収録刊行物

  • 熱帯農業

    熱帯農業 32 (4), 215-222, 1988

    日本熱帯農業学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001206358552960
  • NII論文ID
    130004373231
  • DOI
    10.11248/jsta1957.32.215
  • ISSN
    21850259
    00215260
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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