内科領域におけるCefotaximeの臨床的検討

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タイトル別名
  • CLINICAL STUDIES ON CEFOTAXIME IN INTERNAL MEDICINE
  • ナイカ リョウイキ ニ オケル Cefotaxime ノ リンショウテキ ケン

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抄録

Cefbtaxime (CTX) は, ルセル・ユクラフ研究所においてBUCOURT et al.により合成された半合成セフェム系注射剤である1)。本剤は図1に示したように, 7位の置換基にsyn-Methoxyimino基と2-Aminothiazolyl環を導入し, β-Lactamaseに対する安定性と共に, グラム陰性菌群に対する強い抗菌力を有している2~4)。<BR>近年, 呼吸器疾患領域においても, グラム陰性菌群による感染症の増加傾向が指摘されており5), かかる特徴を有する本薬剤の有用性が期待されるところである。<BR>われわれは今回ルセル・メディカ及び中外製薬からCTXの提供を受け, 呼吸器感染症を中心とした内科領域疾患に対して本薬剤を使用する機会を得て, 臨床効果及び細菌学的効果を検討したので報告する。

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