産婦人科領域におけるImipenem/Cilastatin sodiumの基礎的・臨床的検討

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  • FUNDAMENTAL AND CLINICAL STUDIES OF IMIPENEM/CILASTATIN SODIUM IN THE FIELD OF OBSTETRICS AND GYNECOLOGY

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抄録

Imiponem (MK-0787) 1, 2) はStreptomyces cattleyaで産生されたThienamycinのN-Formimidoyl誘導体で, 化学的に全合成されたカルパペネム系の抗生物質である。その構造式はFig. 1-1に示すとおりである。<BR>Cilastatin sodium (MK-0791) 1, 2) は2-Benzamidocrotonateを原型とし, Fig. 1-2に示すとおりの構造を有し, MK-0787の分解酵素Renal dipeptidaseの作用を選択的, 可逆的に阻害し, MK-0787の尿中回収率を高め, 腎毒性を軽減して安全性を高める作用を有する化合物である。<BR>今回, われわれは本剤投与後の血中濃度, 子宮を主体とする内性器の組織内濃度を測定し, 検討を加えると共に, 産婦人科領域の感染症に対する臨床的検討を行う機会を得たので, その成績を報告する。

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