第13回心臓性急死研究会 Brugada症候群の3家系
書誌事項
- タイトル別名
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- Three families with Brugada syndrome
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抄録
Brugada症候群は,SCN5A遺伝子異常の家族性突然死症候群である.Brugada症候群の家族の検査は必須と考えており,Brugada症候群の家族の心電図を中心に報告する.当科でBrugada症候群が疑われた患者のうち,12人の協力が得られたので,その家族30人との計42人を対象とした.心電図異常は3家族(3/12家族:25%)に,それぞれ1人ずつ(3/30人:10%)認められた.Brugada症候群のみならず,Lenegre症候群やQT延長症候群を疑う家族員があった.また,Ic群抗不整脈薬負荷を行うことにより,Brugada症候群発見の頻度はさらに増加する可能性があると考えられた.
収録刊行物
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- 心臓
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心臓 33 (Supplement3), 151-154, 2001
Japan Heart Foundation
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205487406336
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- NII論文ID
- 130004414784
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- ISSN
- 05864488
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可