片脚ジャンプ着地時の膝関節外反角度とハムストリング筋活動比との関係

  • 秋本 剛
    広島大学大学院 保健学研究科心身機能生活制御科学講座スポーツリハビリテーション学研究室
  • 浦辺 幸夫
    広島大学大学院 保健学研究科心身機能生活制御科学講座スポーツリハビリテーション学研究室
  • 市木 育敏
    広島大学大学院 保健学研究科心身機能生活制御科学講座スポーツリハビリテーション学研究室
  • 井手 一茂
    広島大学 医学部保健学科

書誌事項

タイトル別名
  • Relationships between Hamstring Muscle Activation and Valgus Knee Angle in Single-Leg Jump Landing
  • ヘンキャク ジャンプ チャクチジ ノ シツカンセツ ガイハン カクド ト ハムストリングキン カツドウヒ ト ノ カンケイ

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抄録

[目的]荷重位で大腿に対して下腿が外旋すると,それに伴いknee-inが誘導される。この下腿外旋によるknee-inは膝関節外反を導く。本研究は,片脚ジャンプ着地時の膝関節外反と下腿回旋筋であるハムストリングの筋活動と膝の側方安定性に関与する内側広筋,外側広筋の筋活動の関係を明らかにすることを目的とした。[対象]膝関節に既往のない健康な女子大学生27名とした。[方法]ジャンプ着地時の内側広筋(VM),外側広筋(VL),半膜様筋(SM),大腿二頭筋(BF)のEMGの導出と膝関節最大外反角度の算出を行った。[結果]BF/SM比(内側ハムストリングに対する外側ハムストリングの筋活動比)と膝関節最大外反角度に有意な正の相関がみられた(r=0.40,p<0.05)。[結語]片脚ジャンプ着地時のBF/SM比が大きい者は,膝関節外反角度も大きいことが示された。<br>

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参考文献 (18)*注記

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