護岸の倒壊ならびにそれに伴う液状化地盤の側方流動が杭基礎構造物の耐震安全性に及ぼす影響度に関する遠心振動実験研究

書誌事項

タイトル別名
  • CENTRIFUGE TESTS ON PILE FOUNDATION-STRUCTURE SYSTEMS AFFECTED BY LIQUEFACTION-INDUCED SOIL FLOW AFTER QUAY WALL FAILURE

抄録

護岸の倒壊ならびにそれに伴って発生する液状化地盤の側方流動が,護岸の背後に建設された杭基礎構造物の耐震安全性に及ぼす影響度を解明する目的で遠心模型振動実験を実施した.せん断土槽内に二対の杭基礎構造物模型と矢板護岸を設置して同時に加振するという方法で実験を行い,護岸の倒壊が背後の杭基礎構造物に及ぼす影響度の定量的把握を試みた.地盤,構造物ならびに護岸には加速度計,変位計,過剰間隙水圧計,フーチングの側面には土圧計,杭にはひずみゲージを設置した.護岸から杭基礎構造物までの距離を変えるなどの一連の遠心振動実験を実施し,それらの結果を比較した.さらに,施工が容易でコストアップにならない側方流動対策工法として,斜杭基礎による対策工法を提案し,その効果を実験から確認した.

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参考文献 (12)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680231121792
  • NII論文ID
    130004467207
  • DOI
    10.2208/jsceja.66.133
  • ISSN
    18806023
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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