個人行動特性に配慮した買物行動のサイバー空間への潜在的な代替性把握

書誌事項

タイトル別名
  • POTENTIAL SUBSTITUTABILITY TO CYBERSPACE OF SHOPPING ACTIVITY-ANALYSIS CONSIDERING PERSONAL BEHAVIOR IN REAL SPACE-

抄録

近年,急速なIT技術の発展が我々の生活スタイルを大きく変化させている.個人の買物行動もその例外ではなく,EC(E-Commerce)をはじめとする新たな買物行動の形が誕生している.このような買物行動の変化は実空間上の買物客をサイバー空間上へと代替させることで,都市の賑わいや活力を損なう可能性が指摘されているが,その空間代替の実態は十分に明らかにされていない.本報告では,個人行動特性に配慮し空間代替の解明を試みた.その結果,個人行動特性によって空間代替性は異なっていることが明らかとなった.また,EC経験者におけるサイバー空間への潜在的な代替量は2005年時点で年間平均2.68回であり,その値は急速に増加している可能性が明らかとなった.

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参考文献 (10)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205255937024
  • NII論文ID
    130004467355
  • DOI
    10.2208/jscejd.66.290
  • ISSN
    18806058
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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