疲労損傷の疑いのある橋梁の応力測定

  • 三木 千壽
    東京工業大学 大学院理工学研究科土木工学専攻
  • 鈴木 啓悟
    東京工業大学 大学院理工学研究科土木工学専攻
  • 小野 潔
    東京工業大学 大学院理工学研究科土木工学専攻
  • 柳沼 安俊
    (株)東京鐵骨橋梁 生産技術課

書誌事項

タイトル別名
  • STRESS MEASURMENT FOR THE BRIDGE SUSPECTED OF FATIGUE DAMAGE

抄録

単弦ローゼ桁橋の鉛直材が鋼床版に貫通する溶接部位において,疲労損傷の疑いを持つき裂が発見された.これらのき裂は溶接割れか疲労を原因とする可能性が高く,特に後者の場合は適切な対策が必要となる.本研究は,き裂の原因を特定し,そのメカニズムを明らかにすることを目的として,コア抜き調査と応力測定を行った.コア抜き調査の結果,ルート部に未溶着部の存在が確認され,また破面観察からは疲労き裂の疑いのある破面が見られた.応力測定では,活荷重のレベルとその作用位置に対する応答に着目し,活荷重が損傷部位に及ぼす影響を明らかにした.

収録刊行物

参考文献 (6)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205253095552
  • NII論文ID
    130004468706
  • DOI
    10.2208/jscejf.66.337
  • ISSN
    18806074
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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