再投与により重症化した固定薬疹の1例

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タイトル別名
  • A Case of Fixed Drug Eruption Aggravated by Redosage.

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抄録

30歳の男性。市販の鎮痛薬ニューカイテキZ®を内服後に口唇·手指·陰茎に紅斑が出現。固定薬疹と考え,患者の同意を得て内服テストを施行した。成分の一つであるアリルイソプロピルアセチル尿素で皮疹が再燃。薬疹カードを手渡したが,数ヵ月後近医で同成分を含むトーワサール®顆粒を処方され内服した。前回よりも紅斑が重症化し,口腔粘膜疹も出現し,潰瘍化。ステロイド内服にて2週間後に略治。再投与により重症化した固定薬疹の1例を報告した。

収録刊行物

  • 西日本皮膚科

    西日本皮膚科 62 (5), 642-643, 2000

    日本皮膚科学会西部支部

被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (4)*注記

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