書誌事項
- タイトル別名
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- Grain growth of carbonates using ureolytic microbes
抄録
ウレアーゼ(尿素分解酵素)はある条件下で尿素を加水分解して炭酸イオンを生成する。その反応を利用して炭酸塩粒子を造ることができる。この尿素の加水分解はウレアーゼの触媒作用に依るので極めて速い。このようにして生成される炭酸塩は土粒子のバインダーとして,また固体表面の被覆や亀裂の充填などに適用可能である。そこで,本研究では工学的応用のために,わが国の土壌から単離した極めて有能なウレアーゼ産生微生物を使って,その炭酸塩生成のメカニズムを調べた。その結果,使用した培地,生成した炭酸塩の種類(使用金属イオン)と濃度,不純物などによって結晶や粒形のタイプと成長速度が変わることが分かった。また,MgとCaイオンを用いた場合には非晶の粒子が成長し,結晶より優れたバインダーとなる可能性が示された。
収録刊行物
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- 地盤工学ジャーナル
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地盤工学ジャーナル 6 (3), 455-464, 2011
公益社団法人 地盤工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680234869632
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- NII論文ID
- 130004482863
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- ISSN
- 18806341
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可