少量のセメント添加により高位な間隙構造を有する再構成海成粘土の圧縮特性

書誌事項

タイトル別名
  • Compressive characteristics of reconstituted marine clays with developed structures by adding a small amount of cement

抄録

再構成した海成粘土に少量のセメントを添加して圧密し,構造を有する自然粘土の圧縮特性を再現する方法を調べた。5種類の海成粘土を用いて一軸圧縮強度の発現に必要な最小セメント添加率c0(%)を求め,c0よりも少ない添加率のセメントを添加混合して一次元的に圧密した粘土試料を作製して圧密試験を行った。この結果,セメントを(c0-2.0)%から(c0-3.0)%添加して再圧密した試料の圧縮特性は,セメンテーションによる構造を有する自然粘土の圧縮特性によく類似していることが分かった。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680233008256
  • NII論文ID
    130004482934
  • DOI
    10.3208/jgs.8.425
  • ISSN
    18806341
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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