ハーフトーン周波数の異なる領域間の輪郭知覚とハーフトーン周波数変調による新しいハーフトーンアルゴリズム

• KAJONDECHA Phichit

  日本工業大学　工学部

• 星野 坦之

  日本工業大学　工学部

書誌事項

タイトル別名

• Contour Perception between Different Halftone Frequencies and New Halftone Algorithm with Halftone Frequency Modulation

抄録

異なるハーフトーンアルゴリズムを組み合わせ，それぞれの特徴を利用する方法は，高品質のハーフトーン画像を作成する試みのひとつである．異なるハーフトーン処理が画質に影響を与える重要な要因は，異なるハーフトーン領域間に現れる輪郭である．本稿では，異なるハーフトーン周波数間の輪郭を知覚する条件を求めた．周波数スペクトルにおける差が小さいとき，異なるハーフトーン周波数間の輪郭が認識しづらいということがわかった．ハーフトーン周波数が，徐々に変化し，偽輪郭を知覚しにくい新しいハーフトーンのアルゴリズムを提案した．提案したハーフトーンアルゴリズムは，クラスタドットディザリングアルゴリズムに基づき，一定の最小ドットサイズを生成するものであり，良い主観評価値を得た．

収録刊行物

• 日本画像学会誌

  日本画像学会誌 48 (3), 144-151, 2009

  一般社団法人 日本画像学会

キーワード

• 輪郭知覚
• 異なるハーフトーン周波数
• 周波数変調

詳細情報

• CRID: 1390282679075549952
• NII論文ID: 130004483915
• NII論文ID: 40016713266
• NII書誌ID: AA1137305X
• DOI: 10.11370/isj.48.144
• ISSN: 18804675
• ISSN: 13444425
• NDL書誌ID: 10336519
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I10336519
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可