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- ロジャース 有希子
- 東京大学大学院農学生命科学研究科生物材料科学専攻 日本学術振興会特別研究員PD
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- 上高原 浩
- 京都大学大学院農学研究科森林科学専攻
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- 高野 俊幸
- 京都大学大学院農学研究科森林科学専攻
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- ノリーン フンダドール
- 東京大学大学院農学生命科学研究科生物材料科学専攻 フィリピン国立大学ミンダナオ校
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- 岩田 忠久
- 東京大学大学院農学生命科学研究科生物材料科学専攻
書誌事項
- タイトル別名
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- Syntheses and Characterization of Cellulose, Xylan and Glucomannan Derivatives and their Applications
- セルロース,キシラン オヨビ グルコマンナン ユウドウタイ ノ ゴウセイ ト ソノ ザイリョウカ
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抄録
セルロース,キシラン,グルコマンナン誘導体の合成とその材料化について,筆者らの最近の研究を紹介する.還元性末端位置特異的に置換基を導入したセルロース誘導体を合成した.セルロース系ジブロックコポリマーおよびセルロースを側鎖とするグラフトコポリマーの合成,セルロース金複合ナノ粒子,両親媒性セルロース誘導体の自己組織化ナノ粒子の調製を行い,還元性末端の自己組織化を利用して,セルロース分子鎖の配向を制御したナノ構造を構築した.またキシランやグルコマンナンのエステル誘導体やコポリマーを合成した.これらのエステル誘導体は透明なフィルムを形成し,その物性は置換基の構造や置換度により制御可能であった.キシランエステルは生分解性ポリエステルの一つであるポリ乳酸に対して優れた造核剤効果を示した.これまで材料としては未利用であったヘミセルロースが,プラスチックなどの材料として利用可能であることを示した.
収録刊行物
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- 高分子論文集
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高分子論文集 70 (10), 529-538, 2013
公益社団法人 高分子学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001206525605120
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- NII論文ID
- 130004489429
- 40019842313
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- NII書誌ID
- AN00085011
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BC2cXjsFyh
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- ISSN
- 18815685
- 03862186
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- NDL書誌ID
- 024956727
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可