書誌事項
- タイトル別名
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- Foreign Body Granuloma Resembling Nodular Sterile Panniculitis in Three Miniature Dachshunds
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抄録
本稿では,犬種および症状から無菌性脂肪織炎が考慮されたものの,病変部の切除生検により異物肉芽腫と診断されたミニチュア・ダックスフンドの3例を経験したので報告する。いずれの症例でも臨床的に皮下結節が認められ,病変部の切除により症例1では病巣から針葉樹の葉が,症例2では竹串が,症例3では縫合糸が摘出された。病理組織学的には,3症例ともに異物を取り囲む化膿性肉芽腫性炎が認められた。犬に皮下結節を認めた場合,異物肉芽腫などの類症鑑別を常に考慮に入れ,切除生検を実施する必要があると考えられた。<br>
収録刊行物
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- 獣医臨床皮膚科
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獣医臨床皮膚科 18 (2), 107-110, 2012
日本獣医皮膚科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205204514688
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- NII論文ID
- 130004494316
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- ISSN
- 18812236
- 13476416
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可