Virtual Noctiluca: Media art of light and music through stream

  • Tobitani Kensuke
    関西学院大学大学院 理工学研究科 / 感性価値創造研究センター
  • Aiba Eriko
    関西学院大学大学院 理工学研究科 / 感性価値創造研究センター 電気通信大学大学院 情報システム学研究科
  • Higashi Yusuke
    関西学院大学大学院 理工学研究科 / 感性価値創造研究センター
  • Aida Kyohei
    関西学院大学大学院 理工学研究科 / 感性価値創造研究センター
  • Nagata Noriko
    関西学院大学大学院 理工学研究科 / 感性価値創造研究センター

Bibliographic Information

Other Title
  • バーチャル夜光虫: 水の流れを媒介とした光と音のメディアアート表現

Abstract

近年,コンピュータやセンサの発達に伴って,ユニークなフィードバックやインタフェースを利用したアート表現の一つとして,メディアアートが提案されている.その中でも,光や水をテーマとしたアート作品は現実世界において体験することの難しい独特な空間を作り出す.本研究は,水の流れ等の物理的な刺激によって発光する性質を持つ「夜光虫」に注目し,夜光虫をモチーフとしたメディアアート作品”バーチャル夜光虫”を提案する.夜光虫の大きな特徴として,物理的な刺激により発光する性質が挙げられる.また,海洋性のプランクトンであるため水の流れとともに光が減衰することで,独特な発光現象を見ることができる.このような体験を流体シミュレーションと3次元レンジデータ計測を組合わせることで実現し,CGを用いて仮想的に表現する.さらに,ユーザの操作によって変化する水の流れに合わせてサウンドエフェクトと発光色を変化させる.これにより,水の流れを媒介とした光と音のアート表現を実現する.また,コンジョイント分析による印象評価実験から,本システムにおける「夜光虫らしさ」および「美しさ」の要因を明らかにする.最後に,より直感的な体験を可能にするため,多層構造の布ディスプレイを映像提示装置として使用したバーチャル夜光虫システムを作成する.

Journal

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