造血幹細胞移植後長期生存者に推奨されるスクリーニングおよび予防診療

書誌事項

タイトル別名
  • Recommended screening and preventive practices for long-term survivors after hematopoietic cell transplantation

抄録

造血細胞移植(HCT)技術及び支持療法の進歩が,HCT後の長期生存の改善を来たした。移植の新たな適応,臍帯血などの新しい細胞ソースの導入,あるいは高齢の患者を対象とした強度を緩和した前処置を用いた移植の導入も,HCT後生存者数の増加に貢献してきた。しかし,移植後生存者は,移植前,移植時,移植後の暴露や危険因子により晩期合併症のリスクにさらされている。HCT生存者に対するスクリーニング及び予防診療のガイドラインが2006年に発表された。移植専門家からなる国際グループが2011年に召集され,移植実務の変化やこのガイドラインの国際的な適用性を考慮しながら,現在の文献を検討し,ガイドラインを更新した。本報告では,自家及び同種HCTの小児及び成人生存者に対するスクリーニング及び予防診療の推奨の最新ガイドラインである。

収録刊行物

  • 臨床血液

    臨床血液 55 (6), 607-632, 2014

    一般社団法人 日本血液学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205037239424
  • NII論文ID
    130004501865
  • DOI
    10.11406/rinketsu.55.607
  • COI
    1:STN:280:DC%2BC2cfnvFeitw%3D%3D
  • ISSN
    18820824
    04851439
  • PubMed
    24975331
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • PubMed
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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