対話型GPを用いたクラシック音楽のための作曲支援システム

  • 安藤 大地
    東京大学大学院新領域創成科学研究科基盤情報専攻
  • Dahlstedt Palle
    Dept. of Frontier Informatics, Graduate School of Frontier Sciences, The University of Tokyo
  • Nordahl Mats
    Dept. of Frontier Informatics, Graduate School of Frontier Sciences, The University of Tokyo
  • 伊庭 斉志
    東京大学大学院新領域創成科学研究科基盤情報専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Computer Aided Composition for Comtemporary Classical Music by means of Interactive GP

抄録

近年,音楽作曲の分野への対話型進化論的計算(IEC)の応用に関する研究は非常に発展してきている.この発展の背景には,人間の感性をコンピュータシステムに取り込むことは,コンピュータシステムの発展にとって必要不可欠という認識がある.しかしながら,IECを作曲に応用した従来のシステムは,実際の作曲家には積極的に使われてこなかった.この理由は,主にシステムを用いた作曲過程や扱うデータ形式が伝統的な作曲技法のそれとは大幅に異なるためである,と考えられる.そこで筆者らは,実際の作曲にIECシステムを活用することを目的として,新しい作曲支援システムを構築した.新しいシステムの主な特徴は,クラシック音楽の作曲家が馴染みやすい遺伝子表現や作曲過程である.また,実際にシステムを利用してピアノの小品を作曲し,その有効性を確認した.

収録刊行物

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参考文献 (1)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680267712896
  • NII論文ID
    130004508472
  • DOI
    10.3756/artsci.4.77
  • ISSN
    13472267
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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