導電性ポリマー微粒子

• 藤井 秀司

  大阪工業大学工学部応用化学科高分子材料化学研究室

• 中村 𠮷伸

  大阪工業大学工学部応用化学科高分子材料化学研究室

書誌事項

タイトル別名

• Conducting Polymer-Based Particles
• ドウデンセイ ポリマー ビリュウシ

抄録

ポリピロール，ポリアニリン，ポリ（3,4-エチレンジオキシチオフェン）などの導電性高分子は，電解コンデンサー，電池電極，さび止め剤，帯電防止剤などに用いられ，電気を流す高分子としてその応用は多岐にわたっている。導電性高分子は，一般的に溶剤に不溶で，熱を加えても融解しない性質を有し，加工性およびハンドリング性が低いという問題がある。このような背景を受け，導電性高分子のハンドリング性向上，新しい用途開発を目的とし，1990年代から導電性高分子の微粒子形態での合成，およびその応用研究に関する研究が始まっている。本解説では，化学酸化重合を利用する導電性高分子ベースの微粒子の合成に関する研究について，最近の研究を含めて紹介する。

収録刊行物

• 色材協会誌

  色材協会誌 87 (4), 124-130, 2014

  一般社団法人 色材協会

キーワード

• 導電性高分子
• 微粒子
• 化学酸化重合
• 分散体
• コンポジット

詳細情報

• CRID: 1390001204140558464
• NII論文ID: 130004516290
• NII書誌ID: AN00354634
• DOI: 10.4011/shikizai.87.124
• ISSN: 18832199
• ISSN: 0010180X
• NDL書誌ID: 025446418
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I025446418
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可