胃癌スクリーニングにおけるNBI拡大内視鏡の使用経験

  • 山里 哲郎
    有田共立病院 内科 東京都がん検診センター 消化器内科

書誌事項

タイトル別名
  • Experience of magnifying endoscopy with narrow band imaging for detecting gastric cancer
  • イガン スクリーニング ニ オケル NBI カクダイ ナイシキョウ ノ シヨウ ケイケン

この論文をさがす

抄録

胃癌スクリーニングに対するNBI拡大内視鏡の使用経験を報告した。2009年3月から2009年12月までの期間, 有田共立病院で施行した上部消化管内視鏡検査482例のうち, NBI拡大内視鏡を使用した194例を対象とした。対象の背景や胃上皮性腫瘍発見率, 生検率, 検査時間, 撮影枚数を求めた。胃上皮性腫瘍発見率は2.06%, 生検率は11.3%, 平均検査時間は12分7秒, 平均撮影枚数は83.7枚であった。胃癌スクリーニングにNBI拡大内視鏡が有用かどうか更なる検討が望まれる。

収録刊行物

参考文献 (11)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ