行動経済学的アンケートによる糖尿病患者の病型病態分析

抄録

糖尿病患者に行動経済学的アンケートを実施し,神経経済学的観点から患者の価値判断,行動性向の分析を試みた.糖尿病は絶対的インスリン分泌不全で生活習慣とは関係しない1型と生活習慣が原因の2型に分類されるが,1型に較べて2型ではリテラシー能力の低い患者の比率が高く,さらに問題の先送り傾向が重なると腎合併症が進行することが示唆された.この結果は2型糖尿病の病態を理解する上で極めて重要な情報である.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205345457152
  • NII論文ID
    130004554948
  • DOI
    10.11167/jbef.6.78
  • ISSN
    21853568
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
    • Crossref
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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