タブレッ卜端末と事故映像を用いたハザード知覚訓練と運転行動の変化

書誌事項

タイトル別名
  • Improvement of Driving Behavior by Hazard Perception Training Using Tablet Devices and Accident Movies

抄録

この研究の目的は我々が開発したハザード知覚訓練ツールの効果を評価することである.訓練ツールはタブレット端末と専用ソフトウエア,およびドライブレコーダによって撮影された事故映像を組み合わせてできている.13名の若年の実験参加者は訓練前後に実路上の実験コースを走行した.訓練には,自動車が交差点の左死角から出現する自転車と衝突する事故類型を用い,4場面を3回繰り返した.交差点を左折する時の運転行動が訓練前後でどのように変化するか比較した.実験の結果,訓練後は,交差点の通過時間が増加し,一時停止率が上昇し,歩道の延長エリア進入時の左確認率が上昇し,確認回数が増加し,合計確認時間が増加した.これらは全て統計的に有意差があった.

収録刊行物

  • 人間工学

    人間工学 49 (3), 126-131, 2013

    一般社団法人 日本人間工学会

被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (3)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282679516953088
  • NII論文ID
    130004555848
  • DOI
    10.5100/jje.49.126
  • ISSN
    18842844
    05494974
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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