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- 天知 誠吾
- 千葉大学大学院園芸学研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- Microbial Oxidation and Reduction of Inorganic Iodine in the Environments
- ビセイブツ ニ ヨル ムキ ヨウソ カゴウブツ ノ サンカ カンゲン ハンノウ
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抄録
ヨウ素は人類の必須元素である一方,放射性ヨウ素のリスクに対する関心も高まっている.ヨウ素はさまざまな生物地球化学的プロセスを経て,地球環境中をダイナミックに循環している.近年,ヨウ素循環への環境微生物の関与が明らかになりつつある.ここでは,無機ヨウ素の酸化・還元を行う細菌について概説する.前者はヨウ素を化学兵器として,後者はヨウ素を呼吸の最終電子受容体として利用している.このような特異な細菌が,放射性ヨウ素を含むヨウ素の環境挙動や動態に寄与している可能性がある.
収録刊行物
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- 化学と生物
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化学と生物 51 (5), 286-293, 2013
公益社団法人 日本農芸化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204201630080
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- NII論文ID
- 10031170696
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- NII書誌ID
- AN00037573
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BC3sXnvF2nsrc%3D
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- ISSN
- 18836852
- 0453073X
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- NDL書誌ID
- 024655804
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可