臨時余震観測記録を用いた東北地方太平洋沖地震における登米市迫町佐沼の地震動推定

• 福島 康宏

  (株)エイト日本技術開発 保全・耐震・防災事業部

• 山田 真澄

  京都大学防災研究所

• 後藤 浩之

  京都大学防災研究所

書誌事項

タイトル別名

• STRONG MOTION ESTIMATION FOR THE 2011 OFF THE PACIFIC COAST OF TOHOKU EARTHQUAKE BASED ON THE AFTERSHOCK OBSERVATION RECORDED AT SANUMA DISTRICT

抄録

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(M_W9.0)で地震動による道路被害や家屋被害が局所的に大きかった，宮城県登米市迫町佐沼で臨時余震観測を４日間行った．観測された余震記録を用いて，余震観測点と周辺の強震観測点とのサイト増幅特性の相違を考慮し，本震の地震動の推定を行った．その結果，佐沼でも被害の集中していた地域では震度７相当の大きな地震動であった可能性があることがわかった．

収録刊行物

• 土木学会論文集A1（構造・地震工学）

  土木学会論文集A1（構造・地震工学） 68 (4), I_119-I_125, 2012

  公益社団法人 土木学会

キーワード

• The 2011 off the Pacific coast of Tohoku Earthquake
• Seismic observation
• Site effect

詳細情報

• CRID: 1390001205349471232
• NII論文ID: 130004556774
• DOI: 10.2208/jscejseee.68.i_119
• ISSN: 21854653
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可