インドネシア・バンダアチェにおける震災復興前後の住民の水道利用分析

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タイトル別名
  • RESIDENTIAL WATER USE IN BANDA ACEH BEFORE AND AFTER DISASTER RECONSTRUCTION

抄録

日本に限らずアジア諸国は近年数々の地震・津波による大災害を経験し,その後,震災復興を契機に災害に強いまちづくりに向けて新たな都市基盤が構築されつつある.本稿では,日本と水利用形態の異なるインドネシア・バンダアチェを対象に,2004年スマトラ島沖地震津波の震災復興によって再構築された水道システムを背景にして住民の水利用の変化とそれに伴う住民意識についてアンケート調査に基づき分析を行った.飲み水と生活用水を使い分け,ほとんど直接飲用されない水道水であっても,水質については井戸水より塩害の影響がなく住民から一定の満足が得られているが,日常・災害時の水道の安定供給については十分な満足が得られず,住民の利用方法に課題があることが示された.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680326764672
  • NII論文ID
    130004556869
  • DOI
    10.2208/jscejseee.68.i_920
  • ISSN
    21854653
  • HANDLE
    20.500.14094/90003279
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • IRDB
    • Crossref
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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