SCE-UA法を用いたタンクモデルの最適構造構築に関する一考察

DOI 参考文献2件 オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • STUDY ON OPTIMIZED CONSTRUCTION OF TANK MODEL USING SCE-UA METHOD

抄録

タンクモデルを用いて,河川の流出予測や土砂災害の発生予測等を行う場合,タンクモデルの構造とパラメータは,流量観測データに整合するように同定することが望ましいが,それらを同時に同定することは困難である.そのため,タンクモデルの構築にあたっては,その構造を予め定めた上で,最適なパラメータを同定する方法が一般的であり,構造の同定に関しては十分な検討が行われていない.<br> そこで,本研究では最適化手法の1つであるSCE-UA法を活用し,流量観測データに基づいてタンク構造とパラメータの同定を同時に行うことを試みた.山口県佐波川流域を対象として検討を行った結果,最終的に得られた3段タンクモデルは,より複雑な5段タンクモデルと概ね同等の精度で流出量の再現が可能なモデルであった.

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参考文献 (2)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680333896960
  • NII論文ID
    130004560009
  • DOI
    10.2208/jscejcei.70.12
  • ISSN
    21856591
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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