中性子共鳴吸収を用いた核種定量のための非破壊分析法の開発

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タイトル別名
  • Development of non-destructive assay to determine nuclide density using neutron resonance absorption
  • Numerical validation for the application (of the non-destructive assay) using a self-indication method
  • (2) Self-indication法(による非破壊分析法)の応用に向けた予備計算

抄録

現在、京都大学原子炉実験所においてパルス中性子源を用いた核種定量のための非破壊分析法の開発を行っている。本研究ではSelf-indication法を用いる。本手法は中性子による共鳴反応に着目し、indicatorとして測定対象核種の高純度サンプルを配置することで、測定対象核種に対し高感度の透過中性子束測定が可能となる。そこで、20GWd/tまで燃焼したBWRのMOX燃料ペレットを対象に、数値計算を用いてSelf-indication法の妥当性を評価した。その結果、従来の透過中性子分析法と比較すると、種々の核種の共鳴が存在していても目的核種の共鳴のみを観測できることが明らかとなり、Self-indication法の妥当性が示された。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680705400576
  • NII論文ID
    130004568712
  • DOI
    10.11561/aesj.2013s.0.81.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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