TFGR W中の水素同位体挙動
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- 大宅 諒
- 大阪大学大学院工学研究科
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- Lee Heun Tae
- 大阪大学大学院工学研究科
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- 大塚 裕介
- 大阪大学大学院工学研究科
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- 上田 良夫
- 大阪大学大学院工学研究科
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- 栗下 裕明
- 東北大学金属材料研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Deuterium Retention in Toughened, Fine-Grained Recrystallized Tungsten
抄録
タングステン(W)はプラズマ対向材料として、ITERのダイバータ部で用いることが検討されている。これまで、照射耐性を持つようなW材料が研究開発されてきた。その中の一つとしてTFGR W (Toughened Fine-Grained Recrystallized Tungsten)が挙げられる。このTFGR Wについて、その、壁材料としての適性を評価する研究成果は少ないのが現状である。本研究では、TFGR Wに対して重水素イオンビームを照射し、昇温脱離法(TDS)によって重水素吸蔵量を測定する。この結果から、W材料の結晶構造や添加物の違い、また重水素ビーム中に含まれる不純物の割合の違いが、W材料中の水素同位体挙動に与える影響を解明する。
収録刊行物
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- 日本原子力学会 年会・大会予稿集
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日本原子力学会 年会・大会予稿集 2013s (0), 584-, 2013
一般社団法人 日本原子力学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205724752640
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- NII論文ID
- 130004568946
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可