後知恵バイアスについての比較文化的研究
書誌事項
- タイトル別名
-
- A cross-cultural study on hindsight bias
抄録
後知恵バイアスとは、結果を知ったときに、それがあたかも最初から予想できていたかのように考えてしまう傾向である。本研究では、結果を知った場合と知らない場合の主観的生起確率の差として定義した。日韓英仏比較文化研究を行ったところ、東洋人は比較的後知恵バイアスが強い。これは、西洋人が分析的思考傾向であるのに対して、東洋人が全体的思考としての複雑なモデルを抱いているという仮説で説明可能である。
収録刊行物
-
- 日本認知心理学会発表論文集
-
日本認知心理学会発表論文集 2007 (0), 100-100, 2007
日本認知心理学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205676511744
-
- NII論文ID
- 130004587205
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可