超音波接合によるAu/Au界面の結晶組織観察

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タイトル別名
  • Observation of Crystallographic Microstructure of Au Ball/Au Electrode Joint by Ultrasonic Welding

抄録

超音波接合は半導体組立に広く適用されている。Auボール/Au電極接合部の接合トラブルにおいて、接合部の結晶組織についてほとんど調べられていない。そこで、Au/Au接合部の結晶組織に注目して詳細に調べた。 接合前のAuボールとAu電極の結晶方位は接合面に<001>と<111>を示した。接合後は<001>に変わり、超音波により変化したものと考えられる。また、Au/Au接合層の厚さは0.5μm程度で、結晶方位は接合面に<001>を示し、その長さによって接合強度と耐久試験に差が生じることがわかった。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680531191424
  • NII論文ID
    130004589215
  • DOI
    10.11486/ejisso.22a.0.173.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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