沿岸海底湧水の地球化学とその海洋学的意義 Geochemistry of submarine groundwater discharge and its impact on costal marine environment

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大陸棚に存在する淡水性海底湧水系は,陸上の地下水系と連動しており,栄養塩など様々な物質を海洋に供給している。このため,沿岸海洋での生物生産を含む海洋の物質循環を考える上で,無視できない。本研究は富山湾を例に,沿岸地下水湧出域での物質循環の把握を通して,海洋生態系への影響を把握することを目的とした。これまでの結果から,富山湾沿岸の水深約35mまでの海底に淡水性湧水の存在が多数確認され,これらは平均標高800_から_1200mに降った降水が地下に浸透して扇状地の伏流水となり,10_から_20年をかけて海底から湧き出したものと分かった。また,湧水域付近では大きなクロロフィルaの存在量が観測され,海底湧水は河川の_から_2倍もの栄養塩を富山湾沿岸へ供給している結果になった。

Journal

  • Abstracts of Annual Meeting of the Geochemical Society of Japan

    Abstracts of Annual Meeting of the Geochemical Society of Japan 51(0), 137-137, 2004

    GEOCHEMICAL SOCIETY OF JAPAN

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